【3-5】左折時の左寄せと逆フリ

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左折時に「車を左に寄せる」のは、皆さんもご存じかと思います。

最近では、左折時に左寄せした車に自転車乗りが文句をつけてケンカになった

なんて記事もありましたが、左に寄せるのは当然のことです。

ではなぜ左に寄せるのか、理由を考えたことはありますでしょうか?今日は左折時の「左寄せ」について勉強していきましょう。

車を左に寄せる3つの理由

  • 巻き込み車両が侵入するのを防ぐ
  • 左折する意思があることを後続車に示す
  • 右側を開けて、後続の直進者が進むスペースを空ける

ところが心理的な影響からせっかく車を左に寄せたのに、下の図のように「ヨイショ」と右に振ってから左折する人が非常に多いのです。これでは、何のために左に寄ったのかわかりません。

ひとことアドバイス
曲がりたい方向に曲がる前に逆方向に車を振ってしまうことから「逆フリ」と言います

 

もし、そこに後続の直進車が来ていたら・・・

こんな運転を見たことはあると思います。もしかしたら、あなた自身が知らず知らずにやっている可能性もあります。実はこの「逆フリ」、ほぼ100%が無意識に行っている動作なのです。

ではどうすればいいか・・・

「気を付けましょう」とか「意識して曲がる」といった解決法では意味がありません。精神論や理想論だけでは、教師として失格ですよね。

対策は「基準線」を設けること

逆フリを防止する。それには「基準線」を設けることが一番です。

左折する際、どうしても意識は「巻き込み・歩行車」に行ってしまいがちです。もちろん、安全確認として絶対に見なければならないポイントなのですが、左折時に運転手がやっていることはそれだけではなく、ほかの部分にも無意識に気を配っているのです。

無意識に気を配っている部分

  • 歩行車がいないか
  • 巻き込みがいないか
  • 左側面にぶつからないか
  • ハンドルの切る量
  • スピード
  • 曲がり終わった後、対向車線にはみ出さないか
  • etc

気を配るポイントがあまりにも多いため、視点はあちこち彷徨い、最終的には「左の方を漫然と見る」という結果になってしまうのです。結果、恐怖心が先立ちます。

そこで左折する際には、視点を左側の縁石やラインに目線を移し、そのラインを基準として交差点に進入します。もちろん「巻き込み・歩行車」は必ず確認しつつ、基本的な基準を左側の縁石やラインに置くのです。

人は「視点を置いているものに無意識に寄っていく」という習性があります。逆フリをしてしまうのは、漫然と空間しか見ていないので、逆方向に寄ってしまっているのに気が付かないのです。左折は左寄せをしなければならない。ならば、視点は左のラインにしてしまえばいい。左にのラインを見ていながら右に寄った場合、左のラインからドンドン離れていくので自然と逆フリに気付けるようになるのです。

右左折は「視点のおき方」が非常に有効です。左折する交差点が近付いてきたら、歩行車、巻き込み確認と共に左のラインに視点を移す練習をしましょう。