車を運転する・しないに関わらず、家から外に出れば全ての人が無意識で気にしているもの、それが信号機です。

今日は設置される基準や、信号に関わる指針について一緒に勉強してゆきましょう(これらの道路交通法については誰でも警察庁のウェブサイトで見ることができますので、参考にして下さい)

信号機には、よく目にするものとして3種類以上のものが存在しますが、直ぐに思い浮かべることができますか?

赤色・黄色・青色の3色型信号

(横型・縦型など、時差式や予告信号などもあります)

赤色・青色の2色型信号

(歩行者用や自転車専用のものなど。歩行者用の灯器として歩行者のマークが表示されたり音や押しボタンが付随するなど、歩行者にとってわかりやすいものもあります。)

矢印式信号

(赤信号点灯時、直進や右左折などの矢印の方向のみ進行可をあらわすものがあります)

ではこれらの信号機は、どのような基準に従って選定され設置されているでしょうか?この中でも一番代表的ともいえる3色型信号と、矢印式信号に必要とされている条件について説明します。

第1条件 一般的に交通量と呼ばれている、主道路において往復する車の数が最大時に、(原則として)1時間あたり300台を超えていること。
第2条件 一方通行の道路を除いて、赤信号での停車中に、その自動車等の側方を、もう一台の別の自動車等が安全に行き交い、すれ違うことが可能な道路幅の確保ができていること。
第3条件(歩行者が横断する必要のない場所には当てはまりませんが)赤・黄信号点灯時に歩行者が、横断を待っておくのに必要で安全なスペースが存在すること。
第4条件 信号灯器の誤認を防ぎ、交通の流れを円滑にするための原則として、他の信号機との距離を150m以上設定すること。第5条件、例外はありますが、信号の支柱を設置することで交通の安全上支障がないものとし、 運転手や歩行者の視界を遮ることがなく問題なく信号目視が可能であること。

その他、一部の状況に応じた対応は可能ということですが、基本的な以上の5つの条件を満たすことによって信号機の設置の流れになります 。

また、以下のような規定で交通事故により、信号の設置が認められることがあります。

・信号機を設置することで防ぐことができたと考えられる人身事故が1年間の間に二回以上起こっており、他の代替え案が認められない時。
・ 特に、幼児・児童、生徒、高齢者や身体障害者等の交通安全確保が必要とされる場所(近所に幼稚園や、学校、児童公園、養護老人ホ-ムや病院等がある)などの場合。
・近くに、横断歩道橋などの施設がなく、横断する歩行者の数が多いにも関わらず、車の通行数が多いために歩行者の横断が妨げられている場合。
・専用の車線が確保できる道路であることを前提に、右左折する車の数が多く、青色の信号表示のみでは時間内に通過する車が少なくなってしまう場合、矢印式信号の設置が認められています。
・直進してくる車と対向してくる車との衝突事故を起こす危険性が高い場所にも矢印式信号の設置が施されています。

以上のような、基準に基づき。
最近では、新たな道路開発や地域の過疎化などに伴って、信号機の廃止や撤去が見られるようにもなってきました。その理由の一つには、交通量の変化に伴い信号無視が増加してしまったことや、現場にそぐわない信号機は交通事故を誘発する恐れがあるということだそうです。

信号機の設置は道路交通状況と密接に関連していることがわかっていただけたでしょうか?一度、あなたの街の身近な信号機にも違った視点で着目してみませんか?