車を運転する時は、運転者全員が国が定めた道路交通法に従って車を運転しなければいけませんね。「その交通法を勉強し理解しました」という証に、運転免許が交付されているわけです。
ところが、全部理解している人というのは意外に少ないものなのです。

今日は「え~!そんなこともダメなの!」「違反だったんだ。」と、正しく知られていない交通ルールを勉強しましょう。

意外と皆やってしまっている事5選

1 駐車できない場所は意外と多い

駐車禁止の看板がないから駐車しても良いと思っていらっしゃる方。道幅によっては駐車違反になりますので注意して下さい。

家の裏路地や車の通りが少ない道だとつい止めたくなるのは分かりますが、道交法第45条2項において”車両を左側に寄せて駐車した際、右側の道路の余地が3.5m以上の余地がない場所は駐車してはならない”と定められています。

狭い道路での駐車は、スムーズな車両走行の妨げになります。特に緊急車両が通過しなくてはならない場合には大問題になってしまいますのでご注意を!!

2 車検ステッカーを外す

自動車の前面ガラスにベッタリと貼られている車検ステッカー。

最近は大きさもだいぶ小さくなりました。でも、無いほうがもっとすっきりするし、見た目も良いから外してダッシュボードにでも入れておけばOKだと思っている方もおおいようですが、これも違反行為です。

道路運送車両法第66条で検査標章の表示は定められており「表示していなければ運行してはならない」とされています。

車検さえ受けていれば良いと言うわけではなく、その証明をきちんと外部から見て分かるようにしておかなくてはいけないのですね。このステッカーが見当たらない車は、警察官から不審車両だと思われてしまう可能性も高まりますので、剥がしてしまわないようにして下さい。

3 ビーチサンダルで運転

非常によく見られるのが、この履物に関する違反行為、勘違いです。

運転に長けている方や、すぐそこのスーパーでほんの5~6分の運転だからと多くの人が履物に注意を払わず、ビーチサンダルや下駄、スリッパ、サンダル、裸足で運転しがちです(つま先とかかとがきちんと固定されているタイプのサンダルはOKです)。

これらを履いて運転しているのが見つかれば、罰金が課されるでしょう。厚底サンダルやハイヒールも同様です。

これらの履物はアクセルやブレーキ操作に支障があると判断されますし、これが原因となって事故を起こす可能性が高いためです。教習所ではきちんとスニーカーを履いていたはずなのに、慣れてしまうと誰もが履物への意識をしなくなりがちです。事故に繋がる事の一つですので、今一度見直しましょう。

4 高速道路で追い越し車線を走り続ける

これ、講習をやっていて知らない方がほとんどです。

追い越し車線と名が付いている通り、追い越し車線は他の車両を追い越すためにあります。自分の車は他車よりもスピードが出ているし、追い越し車線の方が迷惑掛けないからと思って走り続けていると、それは立派な通行帯違反になってしまうのです。

道交法第20条に”車両通行帯が2つある道路では左側。3つ以上ある道路では一番右以外の通行帯を走行しなければならない”と明記されています。

5 追い越させないようにスピードアップ

後ろの車が近づいてきたから自分もスピードアップして、追い越しをさせないようにするドライバーは結構います。これも列記とした道交法27条への違反行為です。

「最高速度が高い車両に追いつかれたときは、その追いついた車両が当該車両の追越しを終わるまで速度を増してはならない」と書かれています。追い越しが気に入らないとか、好き嫌いの問題ではない事を理解し、事故にならないよう相手の車へ配慮するように心がけましょう。

「知らなかった、うっかり、いつものことで」などから、道交法違反になってしまわないようにして下さいね。