タイヤの空気はどうして抜けてしまうの?適切な空気圧の点検法
ガソリンスタンドなどでたまにチェックをすると、必ずと言っていいほど抜けているもの。それがタイヤの空気圧です。
どうしてタイヤの空気は抜けてしまうのでしょうか?今日はタイヤの仕組みと共に、空気圧の点検法を学んでゆきましょう。
タイヤの空気が抜けるのは構造が原因だった!!
「約1ヶ月間走っただけなのに!」「新品ホイールとタイヤを取り付けたところなのに!」と嘆かれる方が多いのですが、タイヤの性質上、空気が抜けるのを防ぐことは不可能なのです。
タイヤの空気はどこから、どうして抜けているのでしょうか?
タイヤの空気は、実はゴムの材質の間から抜けます。
走行中のタイヤには空気を微量に通過させることによって、空気を自然にタイヤから放出させる特性があります。時間を経ることで空気圧が下がるのは、当然の現象なのです。「自然的空気漏れ現象」などと表すのが適切だといわれています。この「自然的空気漏れ現象」で約1か月間で放出されるタイヤ圧は、全体の約5パーセントとされています。
その他の原因
1・タイヤとホイールの不整合
この場合、タイヤのビードとよばれている部分とホイールが密着すべき部分から空気が抜け始めます。これらの対策方法は、そのタイヤに合わせたホイールを組見込むか、または、ホイールに応じたタイヤを組見込むかいずれかの選択になります。
2・部品の損傷や劣化
タイヤのバルブ部分やバルブムシ(コア)の破損や劣化が空気漏れをきたす原因になります。他にも縁石や大きな石などにホイールをぶつけてしまったことで、リムの歪みが生じ、それを発端として空気漏れとなることもあります。タイヤは、走る環境や気候状況、走行距離、使用年数によって異なりますが劣化する状況やヒビの入った状態などは皆さんもよくご存知だと思います。一度ひび割れが生じると、その部分からどんどん空気が漏れ出てしまう一方です。
他にも落下物を踏んでしまったり、知らないうちにタイヤに釘が刺さってしまうなどで、気づいたときには、パンクしてしまっていたなんていうことも生じることもあります。
まとめ
タイヤやホイールに問題が無くても、タイヤの空気圧は自然に下がることは理解していただけたと思います。タイヤ圧の低下は燃費に関わってくるので、タイヤの空気圧低下を予防するには、タイヤの空気圧を点検を定期的に、(1回/毎週から1回/毎月)実施し確認するだけでなく、できるだけ落下物に注意して運転し、踏まないようにすること、そして事故を起こさないことを心がけましょう。
自衛策
近くのガソリンスタンドで自分でチェックするのもいいですし、オートバックスのようなカー用品店でチェックしてもらうのでも構わないので、毎月1回は空気圧が正常化を点検した方がよいです。
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