道路交通法、小ネタ集

皆さんは自動車に関する道路交通法をどれだけ理解されていますか?
「毎日運転しているし知ってて当たり前。」そう思われていても、意外なところに落とし穴ならぬ勘違いされている規則などがあるようです。

「T(ティー)」字路は存在しない?!

「その先のT字路を右へ曲がってください。」
道が三方向に向けて延びている道を案内する時、そう言う方も、そう聞かれた事もあると思います。

しかし日本にはT字路は正式には存在しません。

道路交通法第2条(定義)5項にも (以下、道路交通法第2条(定義)5項より引用)
交差点十字路、丁字路その他二以上の道路が爻わる場合における~

と、アルファベットの「T」(ティ)ではなく、漢字の「丁」(てい)が正式な用語として法律上で定められています。
これは昔の名残で、定義が定められて依頼改定されていないので、書物の上で「丁」とされています。昔はアルファベットなどなく、丁がちょうどその形を表すのにピッタリでしたので、丁字路となったようです。

現代ではアルファベットは当たり前であり、英語でもT字路のことはTjunctionなどと言われますので、T字路が定着しています。若い世代ではT字路が丁字路だなんて疑いすらしないでしょうね。
メディアでもT字路、丁字路どちらでも良いとしていますので、T字路だと思い込んでも仕方がありませんね。

雪道をノーマルタイヤで走るのは違反!?

ノーマルタイヤでの雪道走行は違反。そんなの当たり前とおっしゃる方は道路交通法を熟知されていらっしゃいますね。意外と勘違いしやすいのがこの条例で、その理由の一つには、各都道府県によってその違反基準が少しづつ違う事にもあると思います。

豪雪地帯を持つ県では、自動車、原動機付自転車(原付バイク)共にスノータイヤかタイヤチェーンなどの滑り止め処置が厳しく義務付けられていますが、雪の少ない県では、原付バイクは処置の対象外であったり、自動車においても駆動輪のみの処置をすればよかったりと、その違反基準は様々です。

しかし厳しさに多少の差はあったとしても全県で共通しているのは、雪の量に関わらず、積雪又は凍結している道路では滑り止めの処置をしなさい、していないと道路交通法71条6項に基づいて違反とし、罰則を課すということです。
因みに沖縄には積雪に対しての条例はありません。

東京でも年に数回は積雪がありますよね。たいして積もっていないしと、ノーマルタイヤでなんの処置もせず出掛けていませんか。東京など積雪が珍しい所では、雪に慣れている雪国出身の人のほうが、ノーマルタイヤで、出掛けてしまう事が多いようですよ。
罰則金のみならず、大事故を引き起こすことも考えられますので、しっかり守ってください。

お礼のクラクション(ホーン)は道路交通法違反?!

ある国ではうるさい程鳴らされるクラクション。そのけたたましさは立派な騒音公害レベルです。
それに比べれば日本は静かな方ですが、お礼としてクラクションを鳴らしたり、前の車が遅かったりすると鳴らす人も沢山居ると思います。

実はその行為は立派な道路交通法違反です。

クラクションは「警音器」であり、警告を知らせるために鳴らすもの。つまり、標識で指示された場所、見通しのきかない交差点や曲がり角、危険を防止する場合と定められているのです。

緊急時に鳴らすものなのに、それを日常的に聞いていては感覚が麻痺し、本当に緊急な時が分からなくなりますので、クラクションの使用方法も見つめ直してみるべきですね。

知らなかったでは済まされないのが道路交通法です。皆で守って安全運転を心掛けましょう。

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