車の物損事故。その時あなたは正しく対処できますか?

突然のカーアクシデント・物損事故。あなたが(コスリ傷から破損まで) 物損事故にあった時、どうしますか? 駐車時や走行中のアクシデントでの正しい対処法をお伝えします。

 

物損事故とは、器物の破損のみの場合の事故で人の死傷がないことを示し、免許取得時に自動車教習所で、「いかなる交通事故を起こした場合や被った場合において、それが軽微な事故であっても、警察へ届け出る義務」ということを習いました。

しかし実際に事故にあった時には、何が何だか分からなくなってパニックになってしまったという話を多く聞きます。実際に物損事故を経験された四人の方のお話を元に対処法を説明していきましょう。

 Yさん(32歳)会社員:昼食時に停車しておいたレストラン屋外駐車場にて当て逃げ。約30分間の停車中での事故でした。サイドの扉に30センチほどの傷。しかし、そのレストランには駐車場に防犯カメラが設置しておらず相手の車の情報が得られませんでした。仕方なく自分の自動車保険会社に連絡し、修理代を払いました。

Mさん(47歳)自営業:交差点での破損事故でした。青信号を渡っている時に右側の道路からトラックが飛び出してきたのです。明らかにそのトラックの過失だと確信しましたが、驚いたことにそのトラックが走りだし逃げたのです。何とか車種と車のナンバー、色などの特徴を書き留めて、警察に連絡しました。その後、約3時間後には、相手が判明し解決しました。まだ明るい時間だったのでナンバーなどが見えたけど暗い時間や場所だったら相手車の情報がはっきり分からないままだったかもしれない。

Sさん(26歳)OL:普段は電車通勤なので、車の利用は週に1回程度、ドライブやお買い物に利用しています。

なので、左後方の凹みにもなかなか気づけなかったようです。友人に指摘されて気づいた頃には、さびも生じていました。傷つけられてからだいぶ立った頃だったので、残念ながら当てられた時期も場所ももちろん車種も不明。それでも、促されて警察に一応届け出ましたが、時間が経過しすぎていたようで事故報告としてさえも受理してもらえませんでした。 よって自動車保険利用もできず、地腹で全額負担して凹みを直しました。

Uさん(45歳)主婦:息子の塾への送迎での帰り道。信号待ちをしているときに、突然、後方部で変な振動と共にギギーと変な音が。息子が「擦られた!」といって、手にしていた携帯で、通り過ぎていくトラックのナンバーや全体像を撮影。私は、あっけにとられて何もできなかったのですが息子の機転のおかげで、取得した情報を持って即、近くの警察へ。事故後、約1時間後には相手の車が判明したとの連絡が入り、その20分後には保険会社からの連絡が。意外にもトントンとスムーズに話が進んで、事故のショックもすぐに和らげることができました。

このように、物損事故での対処は様々ですが、みなさんのショックや腹立たしく悔しい思いは想像に容易いと思います。

まず、確認していただきたいことは、事故にあった場合は、必ず警察に届けるということです。駐車場内での当て逃げされた場合でも、110番することで警察を呼ぶことができます。たとえ、その時に警察を呼ぶことができなかったとしても二、三日のうちに最寄りの警察に行って事故届を提出しましょう。

最近、お店の駐車場には防犯カメラが設置されるようになりましたが、一般者の場合、たとえ被害者であったとしてもその映像を見ることは不可能なのです。この場合は、警察に行って確認をしてもらうようにしましょう。しかし、そのお店の防犯カメラの精度はピンからキリまであるのが実情で、ナンバーの判明に至らなかったなどの声も聞きます。

また、事故にあってしまったり、被害を負わせてしまった場合の保険会社への連絡について説明します。

警察による捜査が済み、当て逃げした加害者が判明すると加害者側の「対物賠償保険」を使用することで、修理代を支払ってもらうという流れになります。稀に加害者が判明しても加害者が任意保険に加入しておらず保険が適応できず、加害者が自腹の支払いという場合も生じることがあります。この場合は細心の注意を払いましょう。加害者が逃げてしまって、支払ってくれるはずだった修理代を結局、被害者が払うことになったという、理不尽なことが起きてしまう恐れがあるからです。このような理不尽極まりない場合や当て逃げ犯が判明しなかった場合、自分の車の車両保険で支払うことが一般的ですが、場合によっては補償されないこともありますので最初に、保険会社に問い合わせてみましょう。

ご存知の通りどんな場合でも、車両保険を使用して修理をすることで、事故にあった翌年からの、保険料が高くなり支払い金額が増えます。自動車保険等級が3段階もダウンしてしまうからです。

よって、これらの等級ダウンや免責の金額の増額などすべてをまとめて計算し、修理代が10万円以下の場合は、 保険は使用せず、修理代は自腹で支払う方がよいとされています 。

これらの詳しい金額は、加入されている保険会社に問い合わせると詳しく教えてくれます。修理時にかかる料金の見積金額がわかれば保険会社に、どちらが特か?を問い合わせてみることをお勧めします。

さらにお勧めするのがドライブレコーダーです。暗い中での事故でも、相手の情報をしっかり録画してくれているので、最近では搭載されている車が多く見られるようになりました。

あなたも、事故にあった時に、後悔しないように日頃からの備えについて一度、ご家族や親しい方と話し合ってみてはいかがでしょうか?

 

 

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