車がガス欠になったらどうすればいいの?ガス欠前の予兆ってあるの?JAFに入った方がいい?

有名なロードサービス会社の1年間の出動回数(7万8300回)のうち、ガス欠が原因出動件数は9600件以上も発生しています。実は出動回数の13%以上は、ガス欠による救助要請だったのです(2017年度 統計より)。

東日本大震災の時などは、燃料が補給できず、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたのは記憶に新しいですね。

いざというときのために、ガソリンは日頃から多めに備えておきたいものです。

ガス欠が起こる前兆

実はわたくし、22年の運転歴の中で2回ほど、ガス欠を経験したことがあります。

一回目は免許を取ってすぐの時。当時18歳だった私はお金がなく、1000円分入れては走り、入れては走りを繰り返していたのですが・・・

いざ給油をしようとしたら・・・近くにガソリンスタンドがない(笑)カーナビもスマホも普及していない時代でしたから、勘を頼りにガソリンスタンドを探し回ったのです。結局、目の前にガソリンスタンドが現れ、右折すればガソリンスタンド・・・というところでガス欠。道の真ん中に取り残され、車を押してガソリンスタンドまで移動させたのでした。

2回目は車中で仮眠をとっていた時のこと。暖房をかけるためにエンジンをかけていたのですが、「ガソリンが少ないなぁ」なんて思いながらついウトウト。1時間後、起きてみるとガス欠によりエンジンも停止。仕方なく、友人を呼びだしてガソリンを運んできてもらったのです。

皆さんご存知の通り、一般車のメーターには燃料残量の警告灯が搭載されているため、その点灯によって燃料の残量がわかります。例え警告灯が点灯し始めても、すぐに燃料切れになるわけではありません。実際どのくらい燃料が減った状態で警告灯が点灯し始めるのでしょうか?

実は、警告灯が点灯してから走れる距離は、車種によって異なります。ハイブリッドや大型のSUVから軽自動車まで、一般的な国産車の説明書に記されている残量と点灯タイミングは以下の様になっています。

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]・ダイハツ ミライース/残り約4.5L(燃料タンク容量:28L)
・日産 ノートe-POWER/残り約6L(燃料タンク容量:41L)
・トヨタ プリウス/残り約6.4L(燃料タンク容量:43L)
・日産 GT-R/残り約12L(燃料タンク容量74L)
・三菱 パジェロ/残り約10L(燃料タンク容量:88L)[/st-cmemo]

国産車は燃料タンク容量の残量がおよそ10%から15%になると警告灯が点灯し始めます。この時点で燃料セーブ運転に切り替える事で、約50kmは走行可能な試算になります。慌てる事なく、停車が可能な場合は、カーナビや地図で調べて、最寄りのガソリンスタンドに向かうには十分な走行距離が残っているわけです。

又、警告灯の点灯後に残り航続距離が表示される車種の場合には、具体的な航続可能距離の数字表示(残キロメートル)が消えることで、給油を促すこともあります。

ヤバイ、給油できない・・・

わたしのケースはさておき、様々な理由で給油ができず「いよいよ本当に燃料切れ寸前」になるとどの様な状態になるのでしょうか?

曲がり道のコーナーや登り坂で、残り少ないガソリンが偏ることで、エンジンにガソリンが届かなくなり「グスッ、ブス」などの音と共にガス欠の症状である息つき現象が起きます。反対に、下り坂や平らな道を走っている時は、ガス欠燃料切れ症状が現れることはあまりありません。

気づかない内にあっけなく燃料切れのガス欠状態で自走が不能に陥ることも多いので、注意が必要です。

しかし車種によって、燃料切れから自走不可に陥るまでの過程は様々です。

ディーゼル車

ディーゼル車が燃料切れを起こすと、ガソリン車よりもエア抜き作業や燃料関連の修理が困難になってしまいます。そのためタンク内の燃料が尽きる前に燃料の供給を停止させ、故障を未然に防止する作りになっています。

ハイブリッド車

ハイブリット車は、モーターのみで単独走行が可能なので、燃料切れを起こしてもバッテリーで最大2キロメートル程は走行が可能です。自走ができなくなる前に給油できる可能性が高いのがハイブリッド車の特徴です。

電気自動車

電気自動車は電気切れ状態になると、その場で充電&再スタートができません。ほとんど場合が、充電可能スポットまでの牽引が必要になります。兎にも角にも電欠は絶対に避けるべきです。電気切れ寸前状態の電気自動車は

1・バッテリーの残量9%時:警告灯表示と充電警告があり、カーナビも付近の充電施設を表示する
2・バッテリーの残量3%時:残りの航続可能距離もバー表示に変化。再び、充電を要する警告と付近の充電施設を示し、充電警告が表示される
3・電欠までに至る
※もし、電欠の危機に陥った時には下り坂方向にある充電施設に向かうことをお勧めします。

まとめ

燃料切れで道路上に停車することになってしまうと、自分の車だけでなく、二次災害の恐れも生じます。特に高速道路においてその可能性や危険性が高まります。

もし高速道路内で燃料切れの可能性に気づいた時は、ペースを下げて最も左寄りの走行車線をゆっくり走行しましょう。万が一、走行不能に陥った場合は、できるだけ広い路肩にはハザードランプを点滅させ、停車しましょう。次に同乗者を安全な場所に避難させ、車の安全確保が済み次第、速やかにロードサービス会社に連絡をしてください。

高速道路内で燃料切れを起こすと一般車で違反点数2点、罰金9千円の罰則対象となっています。

JAFには入っておきましょう

なお、ガス欠のみならずバッテリー上がりなど不測の事態に対処するため、JAFへの加盟は必ず済ませておいて下さい。事後加入もできますが、費用が数倍違ってきます。

先日バッテリー上がりで車がストップした際、出張費とバッテリー代で4万円でした。事前加入していたらいくらだったのか調べたところ、なんと7千円!!6倍近くかかってしまったのです。

JAFは年会費1000円~2000円で入れますから、車を保有している方は必ず入会してくださいね。

日本自動車連盟(JAF)